「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

必ず商店街は活性化します。信じますか?という講義をしてきました。

カテゴリー:タウンマネージャーが考える地方創生とは?, 私が学生に商店街活性化を教えるなら「商店街サイト運営」である, 私が学生に商店街活性化を教えるなら「アクセス解析におけるマーケティング」である, 全国の商店街活性化に地域の市民はどう参加すべきなのか?, なぜ46道府県に中心市街地活性化政策が必要なのか?, なぜ地方には商店街活性化政策が必要なのか?, 富山市中心市街地活性化, タウンマネージャーが考える「新中心商店街論」とは?, 新中心商店街論その一「中心市街地三分の計」とは?, 新中心商店街論そのニ「iモールトレンド」とは?, 新中心商店街論その一「ストリートリノベーション」とは?
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私の店はこちらです。

さて。先日名古屋市の商店街団体の塾にて、
商店街活性化について講義させていただいた。
タウンマネージャーとしての活動です。
トヤマグをみていただいていた、
塾をコーディネイトしている大学の先生からの依頼。
話すことは、いつもここに書いていることです。
講義を依頼されたからといって、
格段の変化はありません。

必ず活性化すると断言したのは、
新中心商店街論を当ブランドに取り入れた結果の数値を公表。
それを多店舗で実行したら、商店街は活性化…
つまり売上があがり、利益が出て、商業集積を継続できますという話。

市職員、商工会議所職員、商店主、学生といった参加者でした。
商店主の皆さんは、いただいたアンケート結果をみる限り、
理解してくれたような感覚はあります。

①商店街活性化三分の計
②商店街活性化指標iモールトレンド
③商店街景観整備ストリートリノベーション

ぜひ実行しみてください。
遅かれ早かれ活性化します。
もちろん脱落する個店もあるでしょう。
それでも多くの店が救われます。
行政や学生さんも、どうかかわればいいかはっきりしているので、
協力しやすいはずです。
そして遂行するなら3年計画ですべて数値化し、
感情論抜きで理論を具現化してください。
これに徹底してください。
オリジナリティはいりません。
その通りにやっていってください。
中途半端に着工しないでください。
3年間は、石にかじり付いて、
自分たちで投資して回収して、
責任転嫁をせず、自立し、準備して、
結果を出してください。

のちにいただいた講義のアンケート結果には
講義に満足したという感想が多かった。
そして、ネガティブな意見もあった。
私は賞賛されることよりも
ネガティブな意見が貴重だと思っているタイプなので、
抜粋して3つだけ紹介し、
言葉が足りなかったところを解説します。

・商店街の人間関係で苦労した結果、自己中心数字主義でした!!富山にこだわらない!!アンチ富山でした!!パワーは感じるが共鳴できない話でした。

これは私の話がきちんと通じた結果ですね。苦労したし、自己中心数字主義です。まちがいなく。私は日本最大のクレープの激戦区と、スイーツの激戦区で、毎日競争しています。アンチとまでは言わないですが郷土愛はアピールしていません。私も人間なのでほおっておいたら郷土愛は出ます。ただ、それでは視野が狭くなります。それでは競争に勝てません。利用するぐらいの根性と戦略が必要です。競争に挑む人と、そうでない人の違いかもしれませんね。

・面白かった。ただ、商店街をメーカーのゆりかごだと言いながら、おそらくそうして育んでくれた富山市内の商店街について感謝の言葉がなかったことが残念でした。

勘違いされています。私は商店街をメーカーのゆりかごなどと言った覚えはありません。なぜ商店街がこの国に必要なのか?の独自のアンサーとして「世界に通用するメーカーを日本から輩出するためである」と説明しました。=ゆりかごという表現は意味が異なります。言葉が変われば意味は異なるので誤解なきようお願いします。あと、育んでてくれた…は想像で一般論です。最初の出店地が商店街だったことは事実で、商店街がなければ今はないかもしれません。それは、育んでもらったというよりも、出店しやすい小規模スペースで安価な家賃の物件の集積=商店街というインフラよりの話です。感情論ではありませんね。トヤマグの歴史を読んでもらえたらわかると思いますが、富山市に感謝できるような状態ではありません。こちらの邪魔をしなければいいぐらいの感覚です。逆に反骨心ぐらいないと、田舎で生まれたブランドが都内に乗り込むことはできませんよ。地元地域への感謝=美談なんて発想はないです。地元商店街にももう充分にできることはしてきました。私以上にトライした人なんてなかなかいないです。これ以上は無理です。時間にして16年ぐらいやって、すべての能力を自分たちだけのために使うと方向転換しました。これは講義で話してない話です。私の出身地での感謝のすべては、富山のお客様だけにあります。都内に出店し、在京キー局でとあげられたときにリアルタイム検索をみていました。最初に反応してくれたのは、富山の皆さんでした。東京出店を自分のことのようにリツイートしてくれる地元の方の反応に勇気をもらいました。なので、本店では毎年4月23日と7月1日に、独自のサービスをしています。2020年に都内限定で販売する商品を、3年かけて100人の本店のお客様に試食してもらうプロジェクトをしています。全国で100店舗になっても、本店は富山です。これが私の感謝です。富山の皆さんの支持なしで、都内で展開することなどありえないと思っています。そして、富山の商店街など、明日になくなっても、自分たちのブランドだけは生き残り発展できる強さを、日々持とうと努力しています。

・能力があって、自分ひとりで成功して、そういう店が並べは商店街が再生するというのは、現実には夢物語だと思う。むしろ、そうじゃない店もいっしょに なってチームになれることが、商店街が、ただ店が集まっているだけではない価値だと思います。だから商店街活動をしていますし、うちの商店街はそれでなんとかやっています。

おそらくこの意見が、地方の商店街の一般的なものだろうと予測します。まずはできない理由を並べてしまう癖みたいなものでしょうか。あれだけ理論的に話をしても、夢物語となってしまう現実もたくさんあると思います。講義でも言いました。売れたら神で売れなければカスだと。チームをつくることは大事です。問題は良いチームか、悪いチームかです。自立できず護送船団方式な商店街活動の結果、全国の商店街がこうなっている現実。それを変えるなら、売れているを店を頂点にピラミッドをつくるべきだと思います。売れていない店は、頭を垂れて、売れる努力を学ぶべきだと思っています。こんな地元の商店街ですが、売れている店の経営者さんからたくさんのことを学ばせてもらいました。売れてない店を切り捨てろとまでは言いません。ただ、キズを舐め合ってもしょうがないです。私は売上をあげる方法や人材育成など、教えられることは教えますよ。自分からはいいません。お願いされたら時間をとりますぐらいです。「それでなんとかうやってます」なら、それでいい。私はそういうリーダーなどについていきません。現状維持が目標の場合、あとは落ちるだけです。120%アップ目標でやっと現状維持ぐらいです。「皆さん何億かせぎたいのですか?」とも講義で言いました。商業者なら、自分の店や手法や商品が、いくらの価値があるか知りたくないですか。それが売上です。ただ集まっているだけが価値じゃないのは当り前。価値があつまっているから価値なのです。

余段ですが、懇親会から帰って、じつはホテルで泣きました。
時間がたりないなあという感想と、
どうしうようもない現実からですね。
予想はしていましたが辛いです。
こういった講義は、しばらくお休みしたいです(笑。
内容も時間どりも、ほとんど想定通りに進みました。
そして、けっこうな体力と精神力を使うものですね。
それぐらい、真剣に準備し、真剣に90分間お話させていただきました。

今回、人選いただいたコーディネーターの方、
お招きいただいた団体の方に、
感謝します。ありがとうございました。

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