「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

シャッター通りでも、目標となる経営者さんがいることで救われました。

カテゴリー:富山市長が3.5期の歳月をかけてすすめたコンパクトなまちづくりはどうなったか?, 富山市中心市街地活性化, 新中心商店街論その一「ストリートリノベーション」とは?
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さて。
8月に名古屋で講義をすることになりました。
タウンマネージャーとして
商店街活性化について話すのです。
その前に、名古屋に出張があったので
下見ということで大須と円頓寺を見学に。
円頓寺は初めていきました。
大須は20年前からよくいく商店街です。
円頓寺は、その荒廃ぶりに驚きました。
地元の中央通りなみです。
中央通りよりもアーケードの照度が低く、
とにかく暗くて怖い感じでした。

いやー、私だったらここで商売できるかなあ…
そんな印象がありました。
名古屋駅周辺や栄は、都会な感じです。
大須は観光客もふくめてかなりの人通り。
円頓寺の衝撃はなかなかだった。

14年間シャッター通りで
当ブランドの本店を維持しています。
移転せず維持できている理由のひとつに、
尊敬するショップと経営者さんがいることがあります。
ご本人の許可を得ていないので、
一方的に書いています。

その社長さんとは、約20年前に初めてお会いした。
富山駅前の再開発ビルの
販売促進コンペだった。
私はクレーピエでも、
タウンマネージャーでもなく、
広告クリエイティブディレクターだった時代。
強烈なインパクトだったので今でも覚えています。
「長谷川くんは、服はどこで買うの?」
そんな質問を投げかけられた。

そのコンペは落選で、その数年後にふたたびチャンスが。
大手代理店ではなくて、富山にとがった若いヤツいないのか?
そんな理由で、私に声がかかった。
そこから、再開発ビルの販促で本当にいろいろ学ばせてもらった。
ご自身の店舗の仕事の依頼もしていただいた。
北陸で最もラグジュアリーな商材を扱う、
アパレル企業経営者である方だ。

こんな田舎で売れるはずのない、
世界のトップブランドの服を、
海外まで買い付けにいかれて、
富山と金沢で販売されている。
いっしょにお仕事させていただいたことで、
ブランドとは何か?を教えてもらいました。

ある日、電話がかかってきて、
時計の撮影をしてほしいという依頼があったとき。
社長室で渡された時計の総額は
軽く1,000万円を超えていた(笑。
おそるおそる貸していただき、
スタジオで撮影させてもらいました。

広告のクリエイティブディレクター時代は、
本当に勉強させてもらいました。

最近、人づてに私が社長にほめてもらっているなんて話を聞きました。
都内でブランド展開できたことを、話題にしてくれていたとか。
また聞きでも、うれしかったです。
かなり前に、スペインからのFC契約話があったとき。
海外知識がまったくなかったものですから、
スペインってどうなんでしょう?
とヨーロッパに年の半分はいる社長に聞きに行った。

「お前がスペイン人にクレープを教えたって思えばいいんだよ」
「そんなチャンスも仕事もなかなかないぞ」
そんな豪快な答えがかえってきた。
ちまちま調べたり悩んだりしている自分が
ふっとんだ気がした瞬間でした。

経営者として足下にも及びませんが、
いろいろなところでその社長さんを真似している私。
考え方や、言葉や、仕草さや、生き方を
自然に真似させてもらっています。
本当にありがとうございます。
最近うかがえてないので、
また、4階に遊びにいかせてもらいます。

ビジネス環境と考えたなら、
地方のシャッター通りは
どうしようもない状態なのですが、
身近に尊敬できる経営者さんがいるだけで、
かなり成長できるものです。

大城さんに出会っていなければ、今の自分はないと思います。

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