「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

何を食べるかは、すべて自己責任なのである。冷蔵庫が屋外で雨ざらしになっている飲食店について保健所の解答は。

カテゴリー:タウンマネージャーが考える地方創生とは?, タウンマネージャーの独り言です
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さて。
以前に富山市議たちの
政務活動費不正受給問題での、
ドミノ辞職が全国ニュースになったことを
私は万死に値すると書きました。
それと同じぐらいの破壊力で、
地元が数年前にニュースになったことは
今でも覚えています。

某焼肉店の食中毒事件です。
犠牲になった方の中には、
亡くなられた方もいます。
いまだに苦しんでいる方も
いらっしゃることでしょう。

あの当時は私は
県外催事に出店してました。
出身が同じというだけで、
大丈夫かとお客様に質問されたことを
今でも覚えています。
自身も食べ物を扱うことから、
衛生面には人一倍気を使っているつもりです。
あの事件から学び、
二度と起こしてはいけないと、
飲食に関する人間なら、
誰しもが誓わないといけないと思っています。

最近、近所にある居酒屋ができました。
小さな店です。
一度だけ試しに入ったことがあります。
どうしても気になることがあります。
味でもサービスでもありません。
冷蔵庫の場所です。

外に置いてあります。

雨が降ったら濡れています。

中の温度管理は?
誰でも外部から取り出せるのか?
雨はしみて中に入らないのか?
くわしくはわからないのですが、
同じように食材を扱う私からしたら、
信じられない光景だったりします。

と同時にあの悪夢の事件を思い出します。

あまりにも気になって
保健所に確認をとってみたら、
冷蔵庫を外に出しても
良いそうです。

ただし、屋根や日よけがあれば…
という解答。
外がOKなのに驚きました。
知らなかった。
ちなみにその店の外の冷蔵庫には
屋根も日よけもなく、
雨に打たれています。

この問い合わせは複数件あったらしく、
保健所は足を運んだらしいのですが、
シート等で雨が入らないようにしていたので
OKのようです。
中に入っているのは
肉だと思います。

保健所は、各自治体が管理します。
厚生労働省がすべての保健所を
管理しているわけではない。
富山市の保健所は
富山市役所の管理団体。

富山市の条例に基づき判断しているとのことです。
外でもOKという条例はないと思われるので、
結果、富山市の保健所のさじ加減。
現場をみた担当者と
その上司がOKを出したことになります。

では、万が一になにかあったの場合の責任は?
その答えは店舗ということでした。
間違いはない。
ただ、認可を出した側の責任は?
の問いには、
私たちは注意して完全を促していますからという答え。

保健所は各都道府県によってさじ加減が違います。
また、その担当者によってもさじ加減が違います。
それぐらいそれぞれに裁量を渡されている。
それでも、今日の解答から想像するに、
今回の外だし冷蔵庫も、
条例にも法令にも
違反していないので、
今後もそのままなのだと思う。
夏場30℃を超えても、
鶏肉は外の冷蔵庫に保管されているのだろう。

以前に事件から、
お役所が何かを学ぼうということはない。
本来学ばせようとさせるのは、
議会の仕事だろう。
ただ、議会がああなら、
役所は学ぶことに励むことのないのだろう。

そして、飲食店は。
経営者の理念によって
衛生管理が異なってくる。

つまり、結果、
すべては消費者の自己責任ということになる。

以前に、身近に鳥専門店があった。
スタッフといっしょにご飯を食べに行って、
翌日にスタッフは入院してしまった。
おそらくそのとき食べた「鳥刺」が原因。
一緒に食べた私は何もなかったのだが、
気になって保険所に電話したらこういった解答。
「問い合わせがまだ一件しかないので
電話で注意することぐらいしかできない」
回数の問題のようでした。

その後、その鳥専門店で、食中毒が発生。
大事にはいたらなかったが、営業停止。
営業再開後にリニューアルしたが、
しばらくして完全閉店となった。

私が問いあわせたときに、
保健所がもう少し厳しく管理しておけば、
その後に食中毒となったしまった方は、
犠牲者にならなかったのだろうと思います。

すべての飲食店が、
すばらしい倫理観で経営されてはいません。
リスクが高い商品保管状態でも、
保健所は食中毒でもおこらない限り、
営業停止まですることはありません。

あの事件から学ぶとしたら、
お客さんは、自己防衛するしかないということなのでしょう。

とにかく、店の外に冷蔵庫を
雨ざらしで置きっぱなしにしている店は、
リスクが高いです。
何がおこっても、
すべてが保証されるわけではありません。
そういった光景をみて、
食べるか、
食べないかは
それぞれの判断です。

私の言えることは、ここまで。

写真は
JR富山駅の新幹線用ホームです。
ホームドアの外側に
視覚障害用の点字ブロックがあります。
本来はホームドア手前にあるのが普通なのでしょう。
検索して調べると
JR西日本は設計ミスではないと解答しているらしい。
ホームドアの向こうが広いので
視覚障害者が迷ってもわかるようにだとか。
これは富山駅だけで
一般的な新幹線ホームにはない風景です。
だったら、ホーム側にもつけて、
二本にすべきだろう。
視覚障害者はどうホームを歩けばいいのだ?
という問いには、
ホームドア沿いに歩けばいいという解答らしい。

こういうことを平気で言うのがお役所なわけですね。

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