「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

1年ぶりに訪れた衝撃。いったい何が悪かったのかさっぱりわからない。金沢市5タウンズに感じた地方の限界。

カテゴリー:全国の商店街活性化に地域の市民はどう参加すべきなのか?, なぜ46道府県に中心市街地活性化政策が必要なのか?, なぜ地方には商店街活性化政策が必要なのか?
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さて。この数年、日本のいろんな地方都市にいきました。
最も衝撃的だったのは、山形市です。
この中心部の復活は100%ないなとしか思えなかった。
山形市を富山市を比べたら、天国に感じました。
そして、お隣の金沢市。富山市とよく比べたがられますが、
金沢市は、私は地方都市の生き残り方としては理想を思っていました。

10年前も、5年前も、今もそうです。
金沢には富山にはないものがたくさんある。うらやましい限り。
その歴史上、双方の中心部は、ファッションが中心でした。
富山は、衰退=ファッション店の撤退であり、
衰退の中身をなかなか認めようとはしていません。
金沢の衰退も同様なのですが、
いまだにファッション店は増え、出店もある。
109が改装して東急スクエアも出来だし、片町キララもオープンした。
タテマチや片町、香林坊には
富山にあってほしいものが、たくさんある。
観光地も近い。おもてなしもある。
取材したときの市長も、行政も、それを理解していた。

それでも、金沢は人が歩いていない。
12月の火曜日の15時〜19時。
ある意味富山の中心部より人はいない。
今の私は、タテマチなどに出店する気にはぜったいならないレベル。
将来性などまったく感じないのだ。

夜にタテマチのあるバーにいた。
マスターが言うには、
タテマチはブライダル関係の店しかないとのこと。
宝飾や結婚式場情報関連の店など。
通行量が減って、ものが売れない商店街に最後に残るのは、
通行量に頼らない予約商売で、利益裏が高い美容等のサービス業か、
単価が極端に高い宝飾関係。直接の利益を必要としない情報ショップ。
金沢市タテマチは、まさにそんな構成だった。

以前に片町商店街組合や金沢TMOとかかわったことがある。
彼らの意識はたかった。具体的な事業も理にかなっていた。

旧トヤマグで書いたことがあります。
金沢市民は、金沢市を愛していません。郷土愛が希薄です。
そんな気がしています。
いろいろ揃っているけど、金沢5タウンズに行くことはない。
その理由はわかりません。

北陸新幹線効果も、富山よりはよっぽどあるはず。
経済効果で数値もあがっていたはず。

何でも解析して自分なりの答えを出す私。
今回は無理でした。
しいていうなら、どんな恵まれた地方でも、結果こうなる。
それが、金沢の今なのかもしれません。

同じ金沢でもひがし茶屋町は人でごったがえしだそうです。
観光客です。外国人も多いみたいです。

地方都市が生き残るには、観光しかないのか。

今回の金沢訪問で、地方のすべての結末を見てしまった気がする。

「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」