「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

toyamagu.com

日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

ユウタウン総曲輪で、退店の次はリニューアル?遂に富山市の中心市街地活性化がほころんできた。市長の責任問題までいった青森市。

カテゴリー:富山市長が3.5期の歳月をかけてすすめたコンパクトなまちづくりはどうなったか?, 富山市中心市街地活性化の再開発政策「ユウタウン総曲輪」はどうなったか?
img_3571

さて。ユウタウン総曲輪のフレンチの店が、
パスタとパンケーキのカフェにリニューアルすると張り紙があった。
たぶん経営は同じで、業態転換。
一般的にオープンから、半年で業態転換なんてありえない。
もしも、個人がオープンしていたら無理である。
最初の開業に多くの資金をつぎこんでいるので閉店。
この短期間でもう一度設備投資はできないだろう。

業態転換できるぐらいに資金があったということは、
それだけ売上をあげていたことになるので、
業態転換する必要はない。
法人経営で、別に親会社的な資金源があるからこそでしょう。
てこ入れですね。
売上が悪いので、フレンチからカフェへ、
客単価をさげてライトな路線で営業することはあるでしょう。
ただ、隣りもパスタ屋さんでかぶっています。
売上が悪くて業態転換するなら、
店の路線だけの問題だったのか十分検討されての変更なのでしょう。
結局フレンチランチできなかった。残念。

オープンから半年で
一店舗撤退で一店舗業態転換のユウタウン総曲輪。
どうみてもいい状況ではない。
温泉ホテルが好調といっても、
隣りにある同じ系列のビジネスホテルは改装中で宿泊できない。
改装してオープンしてお客様が二分されたら
稼働率は半分になる。

気が早いですが、万が一の責任って富山市にあるのだろうかと考えた。
補助金が入っての再開発事業ですから、ないことないはず。
ただ、聞いたらこう答えるという答えもある。
「民間主導の再開発だから当局に責任はない」
とはいえ補助は80億円。シネコン誘致にも関係しているはず。

ユウタウン総曲輪のあるテナントのオープンが遅れた理由に、
富山市の介入があったらしい。
途中で担当者が変わり、新しい担当者が
「聞いていない」と言いだした案件があったとか。
それで遅れたなら、十分に介入しているでしょう。
責任がないとは言えないとも思えます。

中心市街地活性化基本計画一号認定は富山市と青森市。
その青森の中活シンボルとして「アウガ」という、
ファッションビルが青森駅前にあった。破綻しかけた。
市長判断で市が買い取った。それでも、結果は破綻だった。
その責任をとって市長は辞任。
前市長時代であって、その市長が決めたアウガ建設計画ではなかったらしいが、
市で買い取って、傷口が深くした責任ということらしい。
まあ、妥当な判断だと思う。
誰かがケツをふかないといけない。

私はずっと以前から、富山市の中心部の
小売総額の減少を指摘してきた。この10年で1,000億円以上である。
中活目標値にない数値なので無視されている。
それがついに、見える化されてきたのがユウタウン総曲輪かもしれない。
小売総額は物販の売上総額なので、
飲食業メインのユウタウン総曲輪は関係ない、なんて話はない。
小売総額がさがった場所で、物販店が出店せずに、
強引なテナントミックスで飲食店を集めた結果なのですね。

今までほころびはなかったとされる富山市。
甘い見込みもなんとか誤摩化してきた。
ユウタウン総曲輪はわかりやすいぐらいの結果になるかもしれない。

「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

コムクレープ FC加盟店募集中です