「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

三番煎じでもいいじゃない。富山県は「お寿司県」を掲げるべきでしょうね。

カテゴリー:富山県の観光政策は三番煎じでもいいので「おすし県」を名のるべきではないだろうか?, 全国の商店街活性化に地域の市民はどう参加すべきなのか?, タウンマネージャーの独り言です, 富山市中心市街地活性化
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さて。今日は明るい話題にしましょう。
商店街からもちょっと離れて、
富山県県域の観光についてのお話です。

北陸新幹線開業で、首都圏からかなりの観光客が来ています。
最近は金沢⇆仙台間も直通になり、東北からの需要も見込めますね。
一人勝ちは金沢です。隣りの富山は、圧倒的に観光では差をつけられてしまいました。
終着駅効果も金沢にはあるんでしょう。ただ、準備が違った。
金沢は、開業前に十分に戦略を練って勝ち取った一人勝ち。
けっして偶然ではありません。

出遅れてしまった富山は、どうしたら良いか?
まずは完全に出遅れていることを、認めることでしょうね。
現在はなんとなくノープランな感じがします。
一応政策上はあるのでしょうが、目新しさからの期待はあまり感じられません。
では、金沢に勝つ為にどうする?

考えたのは「お寿司県」です。
はい。三番煎じです。
うどん県=香川県。
おんせん県=大分県。
お寿司県=富山県。という感じです。

米と魚と水がおいしいじゃ差別できませんし、
そこに人の手がほどんと加わっていません。
そこからなかなか広がらない。
観光客もつかみどころがない。
そこは富山の人の手で加工されたものがいいです。
以前からお寿司がおいしい富山はアピールしています。
中途半端です。徹底してアピールしたら、
開き直った感じできっと目立ちます。
お寿司自慢している地域はたくさんあると思います。
こういうのは先に言った者、声が大きい人が得なものです。

その昔、香川県と大分県に行ったことがあります。
香川県は、私がまだITベンダー業をやっていたころ、
NTTドコモ四国支社を尋ねたときです。
現地入りしていろいろまわって、
とてもよくしてくれる担当さんからランチを誘われた。
「とてもおいしいうどんがあるんです」
ぜひ行きたいのでご一緒します!となりました。

車にゆられて…1時間??
高松駅前からかなり走って人里離れてみると、
田んぼのど真ん中に行列が!
地元ではとっても有名なうどん屋さんだそうで、
店は人だかりの1時間待ち?
並んでようやく食べられました。その間仕事は当然できません(笑。
それまでして客人をうどん店につれていく香川県民。
翌朝も朝食をご一緒したのですが、
今度は会社の近くのうどん店。やはり並んでいる(笑。
2食もうどんをごちそうになってしまった。
食べているときは、香川のうどんのうんちくを教えてもらいました。
すごいインパクトです。

大分県は昨年いきました。ファランチャイズがらみでした。
初めて行きました大分県。夜はご馳走になることに。
隠れ家的居酒屋で食べていますと、話題は温泉に。
とまりません。温泉自慢が(笑。
由布院に別宅があるそうで、お風呂は温泉だとか。
歩けば温泉だらけだとか。お風呂=温泉なんだとか。
1時間以上はずっと温泉の話で、
ぜひ行って見てくださいと強烈にすすめられました。
もはや洗脳です(笑。行こうかなという気にかなりなりました。

お二人とも、おそらく一般的な香川県民と大分県民です。
うどんと温泉の営業マンではありません。
なのにこのハイレベルとハイテンション。圧倒されました。

お寿司県の理由はいくつかあります。

1/富山県民のほとんどのマインドにすでにあるお寿司県。

私も一応富山県民DNAがあるのでしょうか。
都内でお寿司につれていってもらったりするとこう思う。
「富山県民を寿司に連れて行こうなんていい度胸じゃないか」
なんででしょう。誰かに教わったことはないです。
でも、確かにそう思うときがあります。
他の富山関係者はないでしょうか。

立山、五箇山、チューリップ、黒部ダム、くすり、
トロッコ電車、おわら風の盆…といろいろ観光資源はありますが、
季節ものだったり、富山県域文化なものはありません。
お寿司だったら、これクリアされているのでは。
あと、すでに県民DNAに「富山の寿司はうまい」とインプットされている。
うまいというか、うまいに決まっているぐらいのレベル。
寿司店の営業マンでもないのに、薦めたことないですか。
個人の歴史や思い出としても、寿司ネタはあると思います。
県民DNAにあるなら、私が経験したうどん県、おんせん県にも
負けていないと思うのです。

三番煎じでもぜんぜん恥ずかしくないのは、
この代々受け継がれたお寿司DNAはすでに県域県民にあるからです。

2/回転寿司もうまい。スーパーのパックまでうまい自慢。

寿司屋さんは当り前。富山のお寿司がおいしい例えを
「富山は回転寿司でさえおいしい」と表現する人いませんか?
私はそのひとりです。確かにおいしい。それなりのお値段。
それでもまた行きます。写真は、富山駅にある回転寿司のウニです。
一皿750円!それでも食べます。とろけてますね。
私遠慮なくがっつり食べて、ビール2杯飲んだら5000円いきました。
それでもまた行きます。新幹線待ち20分あれば行きます。
あと、富山のスーパーの魚介コーナーは広いです。
そこにはお寿司のパック詰めもあります。
しょせんスーパーの…となりそうですが、そんなに悪くない。
新宿の回転寿司で食べる10倍はおいしいでしょう。
そういう自慢を、聞かれてもいないのに答える気質があるような気がします。

3/握り寿司も押し寿司も。めでたいときはお寿司の富山。

富山のお土産といえば鱒の寿司。これもお寿司です。押し寿司。
富山のお寿司を食べにきてねと言えますしは、
おみやげにもぴったりだよと薦められます。
あと、富山の人はめでたいと寿司です。焼肉やケーキより寿司を連想。
実際に食べに行ったり、折りを買って来たりしませんかね。
私そういう経験多いです。テイクアウト専門のお寿司店もありましたね。

私のなかでは、おすし県をなのってもいい資格が十分にあります。
競合は金沢ですね。新幹線のって金沢いって寿司食べて…なんて書き込みが、
すでにネットでわんさかあります。
富山がおすし県を名のったら、金沢の反発は必至でしょう。
でも、どことなく県民は負ける気がしないはずです。
金沢の寿司なんて食えるか。富山で本物を食べてほしいなんて思わないかな。
この場合の本物ってなんだと思うのですが、
意味もわからず説明もできないけど、富山のお寿司はうまいと言えるのは財産です。

何人かの観光係者にはどうですかとおすすめしたことはあるネタです。
どうぞパクっていただいてかまわないで、使ってください(笑。
ある地元テレビマンにも、お寿司県番組をすすめておきました。
番組でもイベントにもキャラクターにもグッズにも使いやすいので、
観光事業としてののびしろはたくさんです。

県域で県民のほとんどが納得するであろう観光コンセプト「お寿司県」。
いかがでしょうか?アンケートをとったら、富山県民の90%以上が賛成するような。
私は洋菓子屋さんですが、お寿司推しにはまったく反対しませんよ。大賛成。

今回は文量が長くなってしまいました。これも富山のお寿司DNAのせいです。

お寿司を食べるためだけに新幹線で東京から来る。ああ、贅沢な旅ですね。
そして後悔はさせないとも思います。

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