「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

ストリートリノベーションで商店街は活性化します。間違いなく。

カテゴリー:全国の商店街活性化に地域の市民はどう参加すべきなのか?, なぜ地方には商店街活性化政策が必要なのか?, 富山市中心市街地活性化, タウンマネージャーが考える「新中心商店街論」とは?, 新中心商店街論その一「ストリートリノベーション」とは?

さて。愚痴っぽいエントリーがつづたいので解決策。
そこで、ストリートリノベーションです。
自分で浮かんだ名前だが、検索してみるとすでにありました。
ストリート・リノベーションの景観論 – 日本景観フォーラム
玉川大学リベラルアーツ学部准教授の下村恭広さんという方が、
近い感じで発表されていましたね。
下村さんとは面識はないのですが、いつかお会いして聞いてみたいです。

私が考えるストリートリノベーションは、
商業集積地である商店街の各店が、
それぞれに外装を整えていくことで、
新しい集積地に変化していくことを指しています。

日本は高齢化社会がますます進むといわれていますし、
データ上はそうです。
ただ、社会学上は日本には若い女性が増えます。
ここの層をターゲットにストリートリノベーションをかけていけば、
もしかしたら富山市の中心商店街は…と考えるわけです。
いずれご説明します。

私はこのストリートリノベーションを実行して、
売上をV字で回復させた商店主のひとりです。
人におすすめするぐらいですから、
まずは自分でやってみたわけです。

当店が外装をリノベーションしたのは
2013年の9月です。その前の2年間なやんで実行しました。
小さな店ですが、壁全面をチョコにするとそれなりの予算。
塗るだけならそこそこなんでしょう。
ただ、チョコの壁にこだわりました。
この壁は新しく型からつくるのでけっこうかかるんです。
数もけっこう準備しないといけない。
小さな店なんで少しぐらい変化してもインパクトはありません。
変わったことさえ、気づいてもらえない可能性もあります。

店内を拡張したり、新しい什器を買ったり、広告したり。
そういった売上につながる予算なら悩まない。
壁を3桁かけて新しくすることには悩みました。
ただ、同じ予算をつかって何ができる?
と時間をかけて検討した結果、踏み切りました。
いまもその予算を分割で返済しています。
でも、まったく後悔していません。

茶色い壁からホワイトチョコ壁に変えたことで、
店はとてもオシャレになった、と思っています。
そこから、パッケージや制服デザインもチェンジ。
営業努力もしつつ、売上は少しずつ変わって行きました。
そして、予想外の反応も。
いまやSNSの時代です。これを意識しなかったらビジネスは成り立たない。

結果的に、ホワイトチョコ壁の当店は
写真に撮られるようになりました。
うちにメイン商品もSNS向けの商材でして、
多くのお客様が写真をとって、SNSにアップしてくれています。
ぜんぜん頼んでいません。撮らないでとも案内していません。
とても自然な展開。これが原宿店オープンで爆発しました。

メイン商材と店舗がタイムラインに流れまくる。
テレビで取材してもらっただけでなくて、
SNS向けの店舗と商材が、この夏の大行列をつくったといっていいでしょう。
計算していた部分と偶然が重なりましたがよい戦略でした。
これは当店だけの現象なのか?
もしもこれが隣りの店舗、そしてまた隣りの店舗と連続したら、
どうなるのか?
そういった想像と、当店の具体的な結果が
ストリートリノベーションで商店街は活性化します。間違いなく。
と思えるようになったきっかけです。

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