「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

世界一美しいと言われるスターバックスは偶然できたのか?

カテゴリー:もしも富山市中心市街地にインフェイズのグループがなかったらどうなっただろうか?, 富山市中心市街地活性化, タウンマネージャーが考える「新中心商店街論」とは?
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さて。じつは「新中心商店街論」の
iモールトレンドと中心市街地三分の計は
すでに発表しています。
こちらです。
3つめの「商店街景観整備ストリートリノベーション」
これに時間がかかりました。

三分の計は新しい考え方です。
iモールトレンドは新しい数値目標と計測方法です。
では、何をやったら商業の拡大再生産はおこるのか?
ここが問題でした。
そしてその行動は商業者だけでも実施できる
現実的なものでないといけません。
また、商業者たちが協力することで、
集積地であるメリットを最大限に活かさないといけません。
それは既存の組合にしばられることなく、
自然発生的にもできないといけません。
組合内ではなく、組合をこえて連携できるものでないといけません。

富山の話をベースにしていますので
富山に関しての話をしますと、
富山は「みられている意識」がとてもひくい地域です。
見た目に関するリテラシーとでもいいましょうか。
建物設計やデザイン、装飾や広告デザインなどへの理解が少ないです。
田舎だから…というだけでもないでしょう。
金沢と比べるとよくわかります。
たまに思い切ったことをやってみると、
慣れていないのか「残念な感じ」が漂ってしまいます。
センスというか思い切りが悪いです。

そして人も「みられている意識」がひくいです。
富山の中心部に来るのですから、
どんな格好つまりファッションがベストなのか?
まあ、総曲輪あたりに
富山の都会なんて意識は、お客様にとってはないでしょうから、
これでいいような気もします。
とはいえ、新潟の万代あたりと比べると、
同じ日本海側の地方の県都なのかとびっくりするします。
新潟は「みられている意識」を感じます。
多くの女性がああいうスタイルで街を歩かれると、
そりゃレディスの物販店も出店しようかという気になります。
単なる人口の差ではないですね。
実際に、女性たちが購入しているから成り立つビジネスでもあるでしょう。

「みられている意識」を別角度でいいますと、
先の県知事選と県議補選でしたね。
ネットでの県外の反応をみていますと、
富山市議県議の政務活動費不正であれだけ全国ニュースになったのに、
県民が選んだ知事も議員も自民党だった。
これはあきれられますよ。
「富山おわったー」な感想でしょう。
自浄作用がないのかいって感じすね。
知事なんて70歳で4期目です。
これといった実績も…あるんでしょうか。
3期以上は癒着が…なんて言われている時代に、
あまり注目されることもなく革新系の同じ新人と3度目の一騎打ち。
まったくもって変わる気がない県民性なのかもしれません。

「みられている意識」を商店街的にいいますと、
店舗の外装とディスプレイです。
今でも素敵なお店は残っています。
が、これはどうなんでしょう?ってお店もけっこうあります。
じつはこの素敵なお店が残ってくれてるから、
まあ、富山市の中心市街地活性化の見栄えも、
なんとなく様になっているわけです。
例えば、インフェイズのグループだったりします。

写真は、富山駅北にある環水公園のスターバックスコーヒーです。
世界一美しいスタバと県外にも知られています。
修学旅行のコースにもなっているのでしょうか。
つくりは普通のスタバで、
その公園とのロケーションとマッチすることで
「世界一の商号」を手に入れているわけです。
けっこう満員ですよ。中身は普通のスタバなんですよ。
ロケーションが美しければ、人は来ます。集まります。
ありがたいことに、
この世界一のスタバとコムクレープを
セットで来てくれる観光客がいてくれたりします。
私ももちろん、自分の店のロケーションには
相当なこだわりがあります。

では、総曲輪や中央通りといった
富山市の中心商店街はどうか…と
「みられている意識」はないでしょうね。
ここ、ここなんですよ。
ここをひっくりかえしたら、
世界一美しい商店街になるかもしれません。

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