「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

なぜ富山市中心市街地には「活性化したい」という人たちが集まるのか?しかも時代を問わず。

カテゴリー:タウンマネージャーが考える地方創生とは?, 富山市中心市街地活性化
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さて。
富山市中心市街地活性化に関わって20年。
その間に、いろんな人がいたなと思い起こす。
富山の中心部は人気者でして、
活性化に携わってみたいと思う人が本当に多い。
時代を通してもいろんな人がいました。

私に協力してくれた人、
思いっきりぶつかってしまった人、
適当に無視されてしまった人。
いろいろです。
ちょっと思い出して見ました。

●山王祭にこだわった人
私がタウンマネージャーになる前に同じ肩書の人がいて、
山王祭にやたらこだわるというか神格化して
頑張っていた人がいましたね。
裸神輿の発起人見たいなこともされていたような。
年一のイベントで年間を通じて活用する?
まだ活気があった20年前。懐かしいですね。

●5スターという3商店街2百貨店の皆さん
金沢の5つの商店街を5タウンズと呼ばせていたので、
それに対抗した名前だったと思います。
中央通りと西町と総曲輪と大和と西武で5スター。
二番煎じ&自分たちをスターにしてしまうあたり、
イタタと当時思っていたことを覚えています。
今は辛うじて大和の1スターでしょうか。

●総曲輪通り商盛会若手の皆さん
私がタウンマネージャーで関わった頃、
総曲輪通りは地権者にもテナントにも若手のオーナーがいた。
やる気も活気もあって一緒にいくつかの事業もした。
今誰か残っているかといえば…誰もいません。
あの当時の若手販促委員会は全滅。
15年ほど前の話です。

●NPOみんなでまちづくりの皆さん
総曲輪に関わっていた頃に時に急に東京からやってきた。
元役人がトップの微妙な立ち位置で、
市役所の誰かの元上司とかなんとかだった記憶。
総曲輪の工事囲いに絵画を展示する
なんて仰天プランが笑えた。

●グランドプラザで活性化する皆さん
市民が集まって何かできないという感じ。
まだ夜のワインの会見たいのは続いているはずです。
細々とでも続けるのは偉いです。
ただ、夜なんで知っている人は少ない。
風景もちょっと怖い。知らない人は近づきにくいかもね。
グランドプラザの天井も一時掃除していましたね。

●第3セクターで活性化する皆さん
もう市民プラザに合併されてしまったけど
まちづくり富山さん。
そしてその合壁先の市民プラザも3セク。
ちなみに以前に市議会で合併したらどうだ?
なんて質問があった大元は私です(笑。
まちづくり富山は消え、市民プラザも一時の輝きはない。

●フリーペーパーで活性化するフリポケ卒業生の皆さん
もはや死語で卒業生は街ではゼロ。
流石に話題にする人もいなくなった。
一時期は本当に都合よく期待され、使われていた
フリークポケット卒業生。少しかわいそうでした。
ある卒業生に頼まれて、
フリーペーパーにコラムを書いたことを思い出しました。

●袖の商店街で活性化事業のみなさん
富山でいえば、花水木通りや大手町、千石町など。
メインの総曲輪よりもこちらの方は
「元気」だったりします。定性的には。
ただし、日中の通行料が1日1,000人前後の通りです。
経済的にはあってもなくてもいい地域。
どれだけ行動しても大勢は変わらず。
こちらもいいように利用されてかわいそうな感じ。
定量的にはなかなか変化はないようです。

●大学生を集めた研究室で活性化する皆さん
この10年ぐらい、やたら富山大学生は
富山市中心部に関係させられましたね。
脈絡なく突然通りにできたまちなか研究室?
去年突然に閉鎖でした。
なぜまだ社会経験も社会実績もない学生に、
商店街活性化を期待するのか?
常に疑問がありました。
若い感性というよくわからないものに期待しすぎでしょう。

●富山出身の女性の作家さん
富山の街を盛り上げたい!というライターさんだったような。
自身の小説が地方女子を題材にしていたので、
地元がリンクのしたのでしょうね。
東京では目立てなくても、
地方をうまく活用している印象でした。

●フリーマーケットイベントで活性化する皆さん
自分の仕事や得意ジャンルを
街に還元した感じ。
反響は最初あっても続けるのが大変なようでした。

●中央通り商栄会の第三世代の皆さん
いわゆる第三世代ですね。
おじいちゃんやお父さんが商店街理事長などの世代。
何人か顔見知りもいましたが、
やはり親の影響は強かった。
世代交代しても現状はなかなか変わらない。

●イベントと移住で活性化する皆さん
これは最近の傾向でしょう。
中央通りでカフェをしながら
イベントでも頑張っているようです。

●空き家のホテル化など不動産事業で活性化する皆さん
これも最近マスコミ報道がありました。
総曲輪でコンテナの飲食店集積を作って営業。
空き家開発会社も富山に作って本格的です。
期待大ですね。

20年も見続けてますと、
集まってくる皆さんと
何らかの接点があったり、
身近で変遷を見させていただいたり。
栄枯盛衰ですね。

中心商店街の一商業者としては
本当に頭が下がります。
ありがとうございます。

皆さんの生活や記憶の中で、
富山市中心市街地と
どこか関係することがあり、
大人になって
自分も関わって見たい、恩返ししたい、
自分の力で貢献したい
と思ってくれるのでしょう。

この20年はどうだったか。
時代の流れに逆らえた形跡はなく、
新しい打開策は、まだない。

それはなぜか。

そんなに甘いものじゃないんでしょうね。

歴史のあとなぜで解決できるような、
前頭葉で考えた直感では、
無理なようです。

ただ、これからも、
お客さんが集まらなくても、
活性化したい
という人は集まるのかもしれません。

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