「タウンマネージャーが商店街でショップをはじめたら」

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日本全国の中心市街地活性化と商店街活性化を、
富山を通して語る、考える、変えてみる。

8番ラーメンは、ぜったい富山ブラックラーメンを作って売らないと思う④助けあう必要もないときのに助けあうから、地方は競争力なく負けるんだ。

カテゴリー:タウンマネージャーが考える地方創生とは?, 私が学生に商店街活性化を教えるなら「商店街サイト運営」である
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さて。
はじめた食べた外食の記憶は、
出身地である北陸富山の魚津市。
国道8号線沿いのラーメン店。
たぶん3歳か4歳です。
子供用の小さい椅子がお気に入りで、
これまた子供用の
小さな皿にラーメンをいれてもらって、
フォークで食べていたところまで
記憶しています。

北陸出身の方になじみ深い、
8番ラーメン。
私は今でも食べています。
「なんでやろ8番」のキャッチフレーズの如く、
なぜか食べてしまいます。
富山に帰ったら駅で食べます。
ラーメンではなくて、
8番が食べたい。

お隣石川県創業なので
富山のラーメンではなかったりしますが、
これだけの店舗数と歴史があれば、
ソウルフードと呼んでも
充分だと思います。
地方から生まれたブランドを、
全国から世界へと広げる私としては、
このブランド展開を
心から尊敬し、参考にしています。

特長は麺ですね。
目を閉じて食べてもわかります。
太麺です。噛んで噛んでるうちにもごもごと固まり、
口のなかでなんでやろがわかります。
基本は野菜ラーメンです。
塩や味噌が醤油が選べます。
私は、気分で変えます。
どれも食べます。
特徴のある味とは言えません。
ほどよくうまいです。
わざとそうなのだとか。
癖になるほどのインパクトはないです。
ただ、なんでやろと年に6回以上は食べています。
サイドメニューは唐揚げ、餃子、チャーハン。
どれも好きです。

8番ラーメンの8は、国道8号線が由来だそうです。
私が初めていった魚津店も
8号線沿いでした。
富山市の弊社ブランド本店の近くにもありました。
20年ぐらい前でしょうか。
高校生のころに行った記憶があります。

現在の本社は石川県金沢市。北陸はもちろん、
関西JRのエキナカや、アジア地域にも進出されて、
200店舗を超える大規模ローカルチェーン店です。
200店舗ですよ。すごいです。
そして、8番といえばあの味、
あの店、あのラーメンとブランディングされている。
私が幼少時に食べていたころ、
おそらくそこまで考えられていなかったと思います。
ただ、イメージは同じです。
歴史やオリジナリティは守られている。

流されて、富山ブラックが流行っているからといって、
メニューに富山ブラックラーメンが
登場することはない。
調べた限り、過去にもない。記憶にもない。
これが、他のラーメン店と
ブランドラーメン店の違いである。
パクって便乗してつくったメニューなど不要なのだ。
自分たちが数十年かけてつくってきた
8番ラーメンで勝負する。
そういうことなのである。

お金があれば店は作れる。
適当な品も作れるだろう。
ブランドは、お金をつんでも作れない。
ましてや借りてきた人のブランドを、
自分たちでアレンジして売るなんてバカにしかできない。

この店とブランドの違いが
多くの人がわかっていない。
多くの一般人はブランドなどつくれない。
個人の信頼関係はつくれても、
個人のブランドまでは作れない。
難しいというレベルではなく、ほぼ無理。
まずは歴史がいるので時間もかかるし、
その長時間を耐えきる執念も、
計画もいるのだ。
地頭の良さもいる。

パクってる店は、パクった瞬間信頼なくすのよ。

わかりも、できもしないのに、
田舎コンサルはブランディングがどうのこうのとほざく。
商店街のブランディングなど、
私が腹を抱えて笑いそうなネタを提供してくれる。
まあ、私が少し関わってきた
富山県ブランドも、
おいおいというラインナップになってきた。
富富富じゃないだろう。都内で聞いたことない。
隣りの県とはいえ、
8番ラーメン見習ったらいいと思う。

商品化とブランド化は違うのです。
売れているからブランドなわけではありません。

ちなみにおそらく、
8番ラーメンは石川県や北陸の食材を
ふんだんに使っていることだけを
アピールしていません。
第一次産業でしかブランドブランドいえない
ローカル脳とはちょっと異なるはずです。
ラーメンという加工品や、
店や名前やイメージのすべてブランドとしているように見えます。
「石川小麦100%使用!」
みたいな百姓あがりではない。
自分たちの技術こそブランドなのだという自負です。
(一部福井産トマト使用などありますよ)

これは私の予想です。
45年間ぐらい食べている
私からのお願いかな。

8番ラーメンさんは、
今後永久に富山ブラックなど
つくるはずがない。

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